予防接種してるのにインフルエンザにかかる人、かからない人

この時期になると必ずやってくる嫌なやつ!「インフルエンザウィルス」
毎年どこかで学級閉鎖が起こしていますね。ワクチンを打っても翌日インフルエンザに罹ったなどなかなか厄介なやつです。
感染経路も飛沫感染・接触感染・空気感染とほとんど防ぎようがないじゃないかと思うほど。マスクやうがいで予防をしていても、実はほぼ全ての方がインフルエンザウィルスに罹患しているんです。
でも症状が出る人と出ない人では何が違うのか、、、そこには個人の「免疫力」の差が大きく関わってくるんです。
今回はそんな「免疫」についてお話していきます。
妊活中の方、妊婦さん、お子様のいらっしゃる親御さんは必見です!

インフルエンザとは


インフルエンザウイルスによって引き起こされる急性感染症で、上気道炎症状や呼吸器疾患を伴う。季節性インフルエンザには、A型、B型、C型の3種類があり、毎年冬季に流行します。全世界では毎年300~500万人が重症化、25~50万人の死者を出している。
A型、B型、C型と種類のあるインフルエンザですが、それぞれに特徴があります。

・A型インフルエンザウイルスはヒト、鳥類、ウマ、ブタなどに感染する。高熱が出やすく感染経路が広い為、世界的流行が起こりやすい。
・B型インフルエンザウィルスはヒトとアシカ亜目のみに感染する。腹痛がおこりやすい。A型より感染経路が狭い為、流行しにくい。
・C型インフルエンザウイルスはヒトとブタに感染する。A型、B型に比べて重篤になりにくい。

それぞれのインフルエンザにも種類があり、A型インフルエンザは7種類、B型インフルエンザは5種類、C型インフルエンザは3種類と言われています。

予防接種は有効?

毎年聞かれることですが「インフルエンザの予防接種は効果あるんですか?」
「効果は、、、あります!」
ただし去年流行したインフルエンザウィルスと今年流行るであろうインフルエンザウィルスで作られた抗体なので当たればラッキー!はずれたら残念。その程度で考えた方がいいですよと説明します。
僕は予防接種が悪いとは考えていません。それで予防が出来る可能性があるからです。でも頼りきるような事もしません!なぜなら自分の免疫力を高めればインフルエンザが発症しないからです。
こんな事をよく耳にしませんか?
「予防接種受けに行ったら次の日にインフルエンザにかかっちゃったよ~」
こんな会話をされている方、結構ご自身の周りに多いと思います!なぜ予防接種を受けたのにも関わらず、インフルエンザに翌日かかっているのか?免疫力が低いからなの?
不思議ですよね。
実はこれ、免疫絵力が低いからではないんです!
予防接種受ける前からすでにインフルエンザに罹患しているんです。インフルエンザは『インフルエンザウィルス』と言われるように分類がウィルスなんです。ウィルスは空気中にいる間は増殖できません。生物の細胞内で分裂、増殖します。潜伏期間は1~2週間と言われています。ウィルスの大きさは0.098μm(マイクロメートル)髪の毛の約800分の1程度です。マスクでも全ては防げないので知らないうちに鼻から入って身体のどこかで一気に増殖するスキを伺っているんです。そんな時に予防接種をすると体内にいるインフルエンザウィルスを攻撃していた免疫機能が予防接種で入ってきたインフルエンザウィルスに気を取られている間に増殖してしまい、インフルエンザを発症してしまいます。
これが予防接種を受けたのにインフルエンザにかかる仕組みです。

予防接種以外の予防法はないの?

予防接種以外の対策として、ご自身で出来る方法として以下の三つをお伝えします。
予防接種に頼らなくてもいい身体・環境作りを心掛けてみましょう!

➀体温を上げる

日本人の平均体温は36.5°と言われますが、現代人は36.0°以下になっている方が増えています。幼稚園児でも体温が34.0°台の子がいたりする時代です。100年以上前の日本人は平均体温が37.0°以上だったと聞きます。たった1.0°下がるだけで免疫力は30%低下します。なので菌やウィルスを体内でやっつけるには体温を上げるのが効果的!自宅でも簡単に行える方法をお伝えします。
1)ツボを刺激する
・天枢(てんすう)⇒ おへそから左右外側に指3本分の場所。

・中脘(ちゅうかん)⇒ おへそから上に向けて指5本分ほどの場所。

この2か所を指圧もしくは市販のせんねん灸で温めてください。すると免疫力を高める小腸の働きが活性化します。

2)エキネシア

「エキナセア」と呼ばれる事もある。最高の免疫強化ハーブと言われるほど、風邪薬などない時代から珍重されてきた。ビタミンCと一緒に摂取するとさらに効果が高まります!スーパーなどでは売っていないハーブなのでサプリメントから服用してください。

➁腸内環境を整える

インフルエンザにかかるとタミフルや麻黄湯を服用して対処しますが、普段からかからない身体作りも非常に大切です!
身体が出来ていないと免疫力が低いので年中風邪ひき、毎年インフルエンザにかかります。「身体作り=免疫力」これを高めるためには腸内環境を整えることが必須!!
腸は菌と戦う最前線です。

このヒダから栄養やその他のものも吸収します。その他のものというのは花粉や菌、ウィルスなどです。だから腸内環境が悪い人は年中体調不良に悩まされます。こうやって聞くと腸内環境って大切だなと思いますよね!
近頃のCMではインフルエンザを予防するために善玉菌を増やそうとビフィズス菌入りの商品が陳列していますね。ビフィズス菌が活性化している腸内は善玉菌が多いため、免疫力が高まりインフルエンザや風邪にかかりにくくなります。腸内環境が整っているからといって100%インフルエンザにかからないわけではありません。高確率で症状が発症しないように出来ると考えて下さい。
ビフィズス菌は主に7種類、全部で約10種類と言われています。このビフィズス菌を増やすには食物繊維とオリゴ糖です。オリゴ糖は砂糖やブドウ糖と違い、オリゴ糖だけがビフィズス菌のエサになります。砂糖やブドウ糖は悪玉菌のエサになるので、これらが入っている製品を口にするのは腸内環境を良くしようとしてるのか悪くしようとしているのか分かりません。製品の原材料部分をしっかりと見てから購入してください。

➂ウィルスを取れる空気清浄機を配置する

上記二つの方法はあくまで体質変化がメインです。インフルエンザウィルスは目に見えないのでいつ体内に入ってきているのか分かりませんから出来るだけ入らない環境作りも大切です。近年の空気清浄機はほんとに素晴らしい製品が多いですから上手く活用しましょう!
ではインフルエンザもキャッチできる「空気清浄機」の基準をお伝えしていきます。今からお伝えする条件がクリアされている空気清浄機だけがインフルエンザをキャッチできる空気清浄機です。
1)除去サイズ0.009㎛(マイクロメートル)のHEPAフィルター(除去率99.99%)
2)CADR(クリーンエア供給率)表記されている ※実使用空間で室内の空気をキレイに出来る時間
3)AHAM認定
4)英国アレルギー協会認証マーク取得
5)国際エネルギースタープログラムの基準を満たした製品


インフルエンザウィルスは大きさ0.098㎛なので上記基準を満たしている空気清浄機なら玄関やリビングに置いておくだけで室内にインフルエンザを持ち運ぶことはありませんが、なんとかイオンではインフルエンザの抑制は出来ても除去は出来ません。当サロンは玄関と施術室に各一台ずつ配置しておりますので、来院される方も快適に過ごして頂けてると思っております。

いかがでしたか?
上記三つのうち➀➁はすぐにはじめられそうですね!➂はお財布と相談して検討されると良いと思います。
まずは出来る事からコツコツやっていく事でその後のカラダが変わってきますよ!