あなたの周りにこんな人はいませんか?

「カラダの健康を考えて毎日野菜ジュース飲んでるの!」

あまり良い言い方ではありませんが、知識のない方なんだと大変残念に思います。

残念ながら、野菜ジュースで健康になる事はできません。

むしろ不健康になります。

「えっ⁉野菜ジュース飲んでたら健康になれるんじゃないの⁉⁉」

そんな声が聞こえてきそうです。

私たちに本当に必要なものが何なのか、、、今回は野菜ジュースの材料と製造方法を通して伝えていきたいと思います。

「1日分の野菜」に隠された秘密

コンビニなどでよく目にする野菜ジュース。

K社、I社の野菜ジュースが有名だと思います。

2つに共通しているのは「1日に必要な野菜を使っている」という点。

これの本当の意味は「厚生省の提唱する1日に必要な350g分の重さの野菜を使っているだけ」ということです。

1日に必要な栄養が含まれているとは一言も言っていないのです。

こういった話を施術中にすると「1日に必要な栄養がまるごと摂れると思って飲んでいたのに~!」と、言われる女性の方が非常に多いですね。

これを知らずにずっと飲んでいたら大変な事になりますよね。

野菜ジュースで栄養が摂れない理由

ではなぜ野菜ジュースでは栄養が摂れないのかを順にご紹介します。

野菜ジュースで栄養が摂れない理由1:加熱・濃縮・野菜の質

パッケージによく書かれている「濃縮還元」

野菜ジュースの多くが使用している濃縮還元という製法がどんなものかご存知でしょうか?

簡単に言うと、野菜のペーストを混ぜ合わせて水で薄めるという方法です。

この製法の問題は野菜ペースト自体にあります。

世界各国から輸入された野菜、その中には農薬大国から輸入された野菜も含まれる可能性があります。

農薬大国には中国、韓国、私たちが暮らす日本も入っています。国産だから安心という考えは危ないですね。

それと同時に「加熱して濃縮する」という方法も問題です。

熱を加えることで水溶性ビタミンや活性酸素吸収に優れたファイトケミカルスが失われ、熱に強い農薬はより濃縮されるからです。

それ以外にも、食感をよくするために食物繊維とミネラルも取り除かれてしまいます。

すると、栄養はスカスカで味が濃いだけのジュースが完成するというわけです。

「野菜を加熱濃縮する」という方法は便利な反面、農薬も濃縮されるといった欠点ももっているのです。

野菜ジュースで栄養が摂れない理由2:添加物

野菜ジュースには添加物が満載です。

どういった添加物が入っているのか代表的な添加物を2つ簡単にご説明します。

添加物その1:香料

その名の通り、香り付けですね。

果物抽出、化学合成まで様々あって、なんとその数3200種類以上!!

しかも原材料に表示するときはすべてを個別に表記する義務がないので一括表示でOK。

どんなものが何種類入っているのか不明・・・考えただけでも恐ろしい。。。

添加物その2:ビタミン

「還元型ビタミン」と「酸化型ビタミン」

添加物に使用されるビタミンには、大きく分けてこの2種類があります。

保存料として使われているのは、ほぼ酸化型ビタミンです。

酸化型ビタミン、別名「劣化ビタミン」と言います。

実にこれが恐ろしいもので、飲食物に酸素が触れる=酸化する(腐る)なのですが、この「酸化する」を防ぐために、すでに酸化したビタミンを入れて、野菜ジュース自体を酸化させてしまいます。

なのでそれ以上は酸化することがなくなる。

結果、品質の維持ができるというわけです。

品質を劣化させる=品質の維持、おかしな話ですね。

酸化すると風味や味の調整のために、さらに別の添加物を加えます。

こうして添加物の量が増えていくのです。

ビタミンだから身体に良いというイメージですが、添加物のビタミンは真逆のものだと覚えておきましょう。

補足・まとめ

 

野菜ジュースでは栄養は摂れず、身体を壊しかねないという事が分かって頂けたでしょうか?

野菜を食べる際は農薬をしっかり落としてから調理すること。

僕自身は栄養のことを考えて土からこだわった栽培方法のオーガニックサプリメントを摂っています。この方が食べる量と食費代を抑えることが出来ます!

なお、最近は栄養を強化した野菜ジュースという商品も登場していますが、これも人工的に合成した栄養を強引に添加したものなので決して体に良いものではありません。