「良い卵子=質の良い卵子」

では質の良い卵子を作るにはどうすればいいか。

ここで勘違いされがちなのが「卵子>自分のカラダ」という考えをされている事です。

①卵子の栄養はどこからくるのか?

②卵子はどこにあるのか?

答えはすべて「あなたのカラダ」になります。

卵子に送る栄養を作り出しているのはあなたの小腸肝臓です。卵子はあなたの卵巣です。

最近では不妊症で悩まれている多くの女性が卵子の質を上げるためにサプリを飲んだり、食事に気を付けていらっしゃいます。だからこそ知って頂きたいのは「質の良い卵子=健康なあなたのカラダ」だという事を。

こんな話を聞いた事があります。

2年間不妊治療をされている30代女性がいらっしゃいました。その方はタイミング療法や体外受精、人工授精も一通り試したそうですがなかなか妊娠には至らなかったそうです。そんな女性を見ていた看護士が励まそうと話かけました。話をしていく内、女性も心を開き自身の事を話してくれました。少しやつれていた女性を見て看護士が「ご飯は食べてる?」と、聞くと女性は「食べてます。ご飯と納豆や豆腐。あとは菓子パン。葉酸サプリは毎日飲んでます。」看護士はなぜそんな偏った食事をしているのかと聞きました。すると女性は「不妊治療にかけるお金がなくて食費を減らすしかない。」これを聞いた看護士は愕然としたそうです。

似たような話が当サロンに通われている方の中にもいらっしゃいます。体外受精、人工授精にお金がかかりすぎて食費や光熱費、洋服代など切り詰められる所は切り詰めているとか、サプリ飲んでるから食事はコンビニの安いおにぎりや菓子パンで大丈夫とおっしゃっている方もいらっしゃいました。

偏った考えに囚われている

妊娠する為に不妊治療をされるのは一つの方法として正解ではありますが、不妊治療をすれば妊娠出来ると考えるのは極端すぎます。

例えば、東大に入学したいと夢を持っている高校生がいるとします。この高校生が東大に入学する為には試験に受からないと当たり前ですが入学出来ません。ですが「入学する」というのが夢ならばそれを叶える方法は色々あると思います。①実力で入試に受かる ②事前に出題問題の情報をお金で買う ③コネを使って裏口入学 など、良いか悪いかは別にして夢である「東大に入学する」ための方法はいくらでもあります。ですが、②③の方法で仮に入学してもその後の授業についていけず中退するのは目に見えてます。

不妊治療もこれと同じで「妊娠する」という目的を叶える為にまずご自身のカラダの基礎体力が作れているか、栄養がしっかり取れているかという事です。「不妊治療すれば妊娠出来る」「サプリ飲んでるから食事はジャンクフードでも栄養は足りている」と考えている方は例えの②③と同じ考えになっていますので気を付けなければなりません。仮に妊娠出来ても着床から細胞分裂が行われず受精卵の成長が止まります。このような方も実際少なくありません。

希望を持って不妊治療に望まれているのに時間が経つにつれ、だんだん不安と恐怖で不妊治療が辛いとなると本末転倒です。お子さんを授かって明るい未来を手に入れてほしいと考えます。

最後に

この相談も多いのですが「受診している産婦人科の先生が恐い」「看護士さんが威圧的で検査が辛い」このような不安や不満を抱えている方は一刻も早く病院を変えて下さい!そこはあなたが妊娠するのに適していません!不妊治療は女性のカラダと心が安定して出来るので、仮に妊娠した人が多いと周りで有名でもあなたには合っていないのだと思うからです。もう一つは妊娠率が高い病院は主治医の先生がすごいのではなく、受精させる技術の高い培養士さんがいるからです。「妊娠率の高さ=有名な先生」ではなく、「妊娠率の高さ=培養士の技術」だという事を覚えておいて下さい。だからそこに固執しても妊娠は難しいと思います。

ここに書いてある事はあくまで一つの方法であり考え方です。ですが1年以上も同じ場所、同じ方法でやってもうまくいかない方はどうぞ参考にしてみてください。

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