栄養素はチームワークが重要

「ビタミン・ミネラル」「たんぱく質」は、私たちの体を構成する約60兆個の細胞を作るために非常に重要な役割を持つ栄養素であることはもうご存知ですよね。

今回は、細胞のそれぞれにある、細胞をつくる働きを「細胞工場」に見立ててご説明しますね。工場では、新しい細胞をつくったり、古くなった細胞をこわしたりという新陳代謝を繰り返し、わたしたちの肌、髪、筋肉、骨などがつくられています。細胞をつくる「材料」となっているのが「たんぱく質」。そして、「材料」を組み立てる「部品」のような役割を担っているのが「ビタミン・ミネラル」です。つまり、「ビタミン・ミネラル」「たんぱく質」は体をつくる基盤となる栄養素なのです。

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体をつくるには、、、

しかし、体を作るにはこれらの栄養素を細胞工場に届ける必要があります。食事からとった栄養素は腸で吸収され、血液によって運ばれます。

ですが、腸内環境が悪く、血液がドロドロ、血管カチカチだと栄養素を十分に届けられません。腸の維持には、「食物繊維と乳酸菌などの善玉菌」、血液や血管の健康維持には「DHA、EPA」が重要な働きを担っています。

そして、細胞内には工場を効率的に動かす発電所のような機能があります。ここで働いているのが「コエンザイムQ10」です。

まずは体の基本となる栄養素をきちんと補給して、体の中から「美」と「健康」を目指していきましょう。

 

1.栄養素を吸収する腸

食事から摂取した栄養素は「腸」から吸収されます。腸が不健康だとせっかく摂った栄養も無駄に。まずは善玉菌などが多い「良い腸内環境」を保ち、栄養素を十分に吸収することが大切です。

良い腸内環境を保つために役立っている栄養素が、「食物繊維」「乳酸菌」「ビフィズス菌」

2.細胞に栄養素を運ぶ血液

腸で吸収された栄養素は「血液」に移動。血液は細胞に必要な栄養を運びます。健康な血液・血管でないと栄養素が行き渡りにくくなるため、健康な状態を保つことが重要です。

血液・血管の健康を維持している栄養素が、「DHA」「EPA」

3.体をつくる細胞工場

体を構成する60兆個の細胞のそれぞれには「細胞をつくる工場」のような働きがあり、肌や髪、内臓などがつくられています。健康な細胞をつくるには、その「材料」と、材料を組み立てる「部品」のような役割をする栄養素が必要です。

細胞工場で体をつくる基盤となっている栄養素が、「ビタミン」「ミネラル」「たんぱく質」

4.エネルギーを送る発電所

細胞工場を動かすためにはエネルギーが必要です。細胞内にはミトコンドリアという「発電所」のような機能があり、そこで必要なエネルギーをつくり出しています。

発電所でエネルギーをつくっている栄養素が、「コエンザイムQ10」